注意点
ヨーグルトの種類
通常、ヨーグルトを摂取する場合は市販の製品を購入しますね。
現在市販されているヨーグルトは、かなりの種類が存在しています。
ホットヨーグルトダイエットを実践するにあたって、その中のどれを選ばなくてはならない…ということは特にありません。
ホットヨーグルトダイエットに限らず、ダイエットを目的とするからといって、どの種類が良い、悪いということは特にないので、自分の好みに合ったヨーグルトを選んで問題ありません。
ただし、中に入っているフルーツや砂糖の量は関係してくるので、その点は注意しておきましょう。
ヨーグルトの種類は、主に4つのタイプに分けることができます。
まず、「ソフトヨーグルト」と呼ばれるノーマルタイプのヨーグルト。
これはいわゆる一般のヨーグルトで、滑らかなクリーム状のものですね。
このソフトヨーグルトが、最も多くの人がヨーグルトを聞いたときに連想するタイプのヨーグルトです。
そして「ハードヨーグルト」。
これは、プリンなどのように固めているヨーグルトです。
ですが硬いわけではなく、固形型になっているだけで、スプーンなどですくうと簡単に取れ、口あたりも柔らかいですね。
次に「飲むヨーグルト」。
これは、近年生まれたドリンク型のヨーグルトです。
通常の飲み物よりは粘性が強いですが、飲む分には支障はありません。
そして最後に「フローズンヨーグルト」。
これは、シャーベットのように凍らせたタイプのヨーグルトです。
基本的にはこれらのヨーグルトが主な商品として、スーパーなどで販売されています。
乳酸菌は加熱しても大丈夫か
乳酸菌がダイエットに効果的である以上、ホットヨーグルトダイエットを実践する上では当然乳酸菌がホットヨーグルトにも含まれている必要があります。
そこでひとつ、「ヨーグルトを温めると、乳酸菌は死ぬのではないか?」という大きな疑問が湧いてくるのではないでしょうか。
基本的に、菌というものは熱に弱いという性質があります。
例えば、人間を病気にするウイルスにしてもそうです。
ウイルスが体内に入って身体を変調させると、人間の身体は熱を発します。
体内の熱を上げることで、ウイルスを殺すためです。
こういった例からもわかる通り、菌は熱には非常に弱い性質を有しています。
そしてそれは、乳酸菌であっても例外ではありません。
乳酸菌は、63度以上で死んでしまいます。
逆に言えば、63度未満であれば死なないということです。
よって、ホットヨーグルトダイエットを実践するためにヨーグルトを加熱する場合は、ヨーグルトの温度に注意する必要があります。
63度というと熱湯よりさらに熱いため、普通はこの温度で食することはありません。
しかしレンジなどで温める場合は、一時的にこの温度を超える可能性があります。
そうならないよう、しっかり調整する必要があるのです。
ホットヨーグルトダイエットで失敗する最大の原因は、温度を上げすぎて乳酸菌を殺してしまうケースです。
乳酸菌がなければ、ダイエットに成功するはずもありません。
その点をしっかりと注意して実践しましょう。
ヨーグルトの栄養素を知ろう
乳酸菌が入っていることがヨーグルトの最大の特徴であり、同時にホットヨーグルトダイエットの肝です。
ですが、それを知っているだけでは、効率的なホットヨーグルトダイエットはできません。
ダイエットは、あくまでも身体のトータルコーディネート。
ひとつの栄養素や菌が、劇的に体重を下げてくれるわけではありません。
全体を考えて調整しなければ、効果は得られません。
例えば、ホットヨーグルトダイエットをするからといってヨーグルトを過剰に食べれば、当然体重は増えます。
これは食事系ダイエット全般にいえることです。
あくまでも、一日の食事の中でその食材をチョイスすることに意味があるのであって、それを食べれば食べるほど痩せるという夢のような話ではないということを念頭に置いておきましょう。
そして、ホットヨーグルトダイエットを行うにあたってもうひとつ重要となるのが、ヨーグルトにはどんな成分が含まれているのかを知ることです。
ヨーグルトに含まれている成分を知っておけば、他の食事でその分をコントロールしてトータルのカロリーを抑えることができるからです。
ヨーグルトには、主にたんぱく質、脂質、糖質、カルシウムが含まれています。
脂質にどうしても目がいきますが、ヨーグルトの脂質は比較的少ない上に体内に溜まりにくいため問題はありません。
重要なのは、たんぱく質と糖質です。
これらは摂取しすぎると、脂肪になります。
よって、自分が食べるヨーグルトにこれらの栄養素がどれだけ含まれているか、そして一日に摂取するそれらの栄養素がどれくらいの量であれば良いのかを考えた上で、他の食事のメニューを組み立てることが、ホットヨーグルトダイエットで成功するためのポイントとなります。
ヨーグルトを食べる時間帯
食事関連のダイエットは、単純にその成分や栄養素だけではなく、食べる時間帯も重要になってきます。
ホットヨーグルトダイエットにおいても、それは例外ではありません。
いつヨーグルトを食べるかによって、栄養素を吸収する効率が変わってきます。
ホットヨーグルトダイエットを実践する時には、まず「ヨーグルトをいつ食べるのが良いのか」ということを知っておく必要があるでしょう。
ヨーグルトを食べる時間帯は、やはり朝が圧倒的に多いでしょう。
実際、各種アンケート調査においても、朝にヨーグルトを食べると回答している人が多いという結果が出ているようです。
朝食にはサッパリしたものを食べたい、という人が多いことが主な原因でしょう。
では、ヨーグルトは朝に食べるのが一番良いのかということについては、ダイエットという観点であれば、やはり朝が有効と言われています。
朝にヨーグルトを食べるメリットは、排便のタイミングが整うという点です。
ヨーグルトにはお通じをよくする効果がありますが、ヨーグルトを毎朝食べる習慣があると同じ時間帯に整腸効果を得ることになり、便秘を防ぐことにつながるのです。
また、一日の活力をつけるという意味でも、ヨーグルトを朝に食べるのは有効です。
それに対し、昼や夜に間食としてヨーグルトを食べるのは、ダイエットという観点ではあまり効果的ではありません。
特に夜、午後9時以降は食事自体がダイエットに悪影響となるので、控えたほうが無難です。
ただ、間食のおやつをヨーグルトにすることは、お菓子を食べるよりは良いでしょう。
ヨーグルトダイエットと停滞期
ダイエットにおいて最も厄介な問題。
それは「停滞期」といわれる努力しても効果が出なかったり、逆に体重が戻ってしまったりする時期ではないでしょうか。
ダイエットをしている期間中を通して、ずっと順調に体重が落ちたという人は、まずいないでしょう。
それには、科学的な理由があります。
人間の身体の本質にかかわる問題です。
人間は、栄養やエネルギーを欲します。
そしてエネルギーには、糖分や脂質が含まれます。
糖分や脂質というと、太る原因となるものですね。
ダイエットによってこれらを制御したり完全に断っている場合、身体は余計にそれらを欲します。
そのため微量を摂取しても、その中からより多くの糖分や脂質を取り込もうと身体が貪欲な状態になって吸収率が非常に高くなり、ちょっと甘いものやお肉などを食べただけでも、過敏に体重が増える傾向が見られるのです。
ダイエットにおけるリバウンドや停滞期の最大の理由は、ここにあります。
しかし、こうしたことは日常から必要な量の脂質や糖分を摂取していれば起こり得ません。
そして、ホットヨーグルトダイエットにおいては、まさにこの点が大きな武器となります。
ヨーグルトには糖分、脂質、たんぱく質、カルシウムといった豊富な栄養が含まれているためです。
さらに、ホットヨーグルトダイエットは朝食だけとか一食だけを置き換えるものなので、昼食や夕食では十分な栄養を補給できます。
そのため身体の変質が起こらず、リバウンドや停滞期も起こりにくいのです。
乳酸菌の種類
乳酸菌というのは、実は特定の菌を指す言葉ではありません。
実に数百億個も存在していると言われています。
そのため非常に多くの種類の菌が混在し、それぞれに特徴があります。
それらが複雑な形で腸内に届き、様々な効果を身体に与えるのです。
そのためホットヨーグルトダイエットを実践する際には、乳酸菌の種類というものをある程度把握しておくことも重要となってきます。
とはいえ、乳酸菌の種類を全部覚えるのは不可能に近いくらい数が多いため、全てを調べる必要はありません。
「乳酸菌はホットヨーグルトダイエットを実践する上で重要な菌」ということと、「その中にダイエット向きの乳酸菌が存在する」ということを知っておけば、ダイエットをする上では問題ないでしょう。
問題となるのは、ダイエットに向いている乳酸菌とはどのような菌かという点です。
実はこれは、人それぞれという面もあったりします。
つまり、効果に個人差があるということです。
相性といって差し支えないでしょう。
とはいえ、もちろん全ての菌がダイエット向きのものとなり得るわけではありません。
いくつかある「ダイエットに向いていると思われる乳酸菌」の中から、自分に合う菌を探すことが、最も効率の良いホットヨーグルトダイエットの実践法といえるでしょう。
ヨーグルトであれば、どのようなものでもダイエットに効果的…とは限りません。
どのヨーグルトにどんな乳酸菌が含まれていて、それが自分にとって効果があるかどうかという点を検証して、初めて最高のホットヨーグルトダイエットができるということを覚えておきましょう。
ホットヨーグルトダイエットの注意点
どのようなダイエット法にもいえることですが、簡単に、且つ確実に痩せられるとは限りません。
それは、ホットヨーグルトダイエットであっても例外ではありません。
ホットヨーグルトダイエットを実践する上で最大の注意点は、このダイエット法を過信しないことです。
実践すれば100%痩せられるという保障があるわけではありません。
なぜなら、体重の増減には個人差があるからです。
このことは、どんなダイエット法でも例外ではないということを知っておきましょう。
また、ホットヨーグルトダイエットは食事制限系のダイエットです。
食事量や食べるものを調節してダイエットをする場合、適正体重よりはるかに重い状態であればかなりの成果が出ます。
ですが、適正体重よりも軽い体重にすることは簡単なことではありません。
ホットヨーグルトダイエットは標準体型よりもかなり肥満といえる人が痩せるためにはかなり適したダイエットですが、この方法だけで理想のボディラインを手に入れることは容易ではないということを知っておく必要があります。
もしもモデルのような体型になりたいのであれば、ホットヨーグルトダイエットと併行して別のダイエット法を実践することをおすすめします。
ダイエットには、運動によって体重や脂肪を減らすタイプのものと、食事制限によって体重を減少させるものとがあります。
そして、これらは併用することでさらに効果的になります。
つまり、運動をするということです。
現在の脂肪を効率よく落とすには、有酸素運動を行いながら食事制限をするのが一番です。
ホットヨーグルトダイエットは、たんぱく質や糖質を完全に断つわけではなく、まして一日三食のうち二食はある程度自由に食べられます。
そのため、運動する上でのエネルギーは十分に確保できます。
上手く併用して、理想の体型を手に入れましょう。
ヨーグルトのカロリー
朝食時にホットヨーグルトダイエットを実践すると仮定した場合、摂取するヨーグルトの量は大体100~150gが目安となります。
120gが最も理想的ではないでしょうか。
この量であれば、500Wの電子レンジで30秒温めれば乳酸菌を保持したままホットヨーグルトを作れるため、わかりやすいでしょう。
この120gという量におけるヨーグルトのカロリーはどのくらいなのでしょう。
実は、これはヨーグルトを製造しているメーカーによって微妙に異なります。
同じプレーンヨーグルトでも、低糖もしくは無糖であったりする場合は当然少なくなりますし、同じ条件であっても微妙に違ったりするのです。
目安として、ノーマルのプレーンヨーグルトの場合は、大体120gで100kcalくらいです。
低糖や無糖であれば、70~90kcalくらいになります。
そして低脂肪と謳っているヨーグルトの場合は、50kcal以下のものが多いようです。
「カロリー2分の1カット」などというヨーグルトも同様です。
これらのうちのどれを選ぶかはダイエットを実践する本人次第です。
ホットヨーグルトダイエットでは、必ずこのヨーグルトでなければいけないという決まりはないため、好きなヨーグルトを使用して問題ありません。
それこそ、フルーツ系のものを使っても良いのです。
長く継続させるためには、自分の好みの味のヨーグルトを選んだ方が良いでしょう。
ただし、フルーツが入っているヨーグルトはその分摂取カロリーが増えるため、一日のトータルカロリーを計算し、夕食や昼食でコントロールすることが大切なポイントとなります。